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オバケだぞ〜:プレイレポート

 前日の晩から「あしたおとうさんおしごとからかえってきたら、おばけだぞであそぶ」と勝手に予定を立てる息子。
 
 とにかくそのくらいお気に入りです。

 
我が家のルール

 ウチでは人数分しか駒を使わないことになっています。

 本来のルールであれば、「駒は常に4つ使用、人数が足りない場合も盤上に闖入」というのが正しいのかもしれませんが、難易度を下げるためと盤上に闖入したNPC駒が勝ってしまうのを息子が嫌うためです。

 
 なので、二人で遊ぶ時は駒2つ。三人の時は駒3つ。

 まだ四人で遊んだことはありません。

 
 ちなみに決まった色もありません。

 いつも息子が気まぐれに決めてくれます。

 
 息子「つぎおとうさん、あか!」
 私「あいよ」
 息子「おかあさんは、きいろ!」
 嫁「はーい」

 こんな具合。

 で、サイコロ一投目も息子がやることに決まっております。

 
 息子→嫁→私、という順番。時計回りでそうなるように座ってますので。

 ときどき私を飛ばして自分がサイコロ振ろうとしますが、本人に悪気はなく早く手番になってほしいだけのようです。

 しぜん、ゲーム自体も猛スピードで進み、あっという間に1ゲーム終わります。

 
 そんな感じで、一日に3〜5ゲーム遊ぶ、というのが最近の日課。

 正直すでに「私が人生で一番多く遊んだボードゲーム」になっているかもしれません。

 
オバケすごろく
オバケだぞ1

 さあ、今日も今日とて、「オバケだぞ〜」の時間がやって参りました。

 上の写真をご覧下さい、嫁の緑駒にさっそく白いオバケが被さっております。

 
 これはサイコロにある「オバケの目」を出したとき任意のプレイヤー駒にオバケをかぶせる、というルールによって起こる現象です。

オバケダイス目
 
 これがオバケの目。

 このサイコロは1〜4は普通の六面体サイコロと同じで、5と6の目がオバケの目になっています。

 
 これが出ると息子は大喜び。

 息子「それじゃあねえ、おかあさんにカポ!

 という次第で嫁の駒は哀れオバケに変えられてしまったのですな。

 
 私や嫁が出しても嬉しそう。

 自分の駒に「カポ!」ってしろとうるさい。

 
オバケだぞ2

 かろうじて生き残った私の赤い駒、このまま行きたいところですが……。

 
オバケだぞ3

 はい、3つともオバケ。

 はたから見ると何が何やらですね。

 一旦オバケになってしまった駒は、ゴールするまで持ち上げて中身を確認することは許されません。

 
真の恐怖

 さて、盤上の駒がすべてオバケになってしまったとき、「オバケの目」は役目を失うのでしょうか。

 いえいえ決してそうではありません。

 ここからがこのゲームの真骨頂。

 
 オバケの目を出したプレイヤーは任意の2つの駒の場所を入れ替えなければならない、のです。

 
オバケだぞ4


 上は別の日に撮った写真。

 息子が素早く駒を入れ替えております。

 ときどき適当に入れ替えますが、今やすっかり手慣れたものです。

 
 そして、これによって自分の駒がどれか覚えておくのが困難になります。

 それがこのゲームの本当に面白いところでもあり、恐ろしいところでもあります。

 
 えー、そんなの楽勝じゃん、自分の駒がどれかなんて見失うわけないでしょ、と思われる向きもあろうかと思います。

 ぶっちゃけ私もそう思ってました。オバケ、舐めてました。

 
 でもよく考えてみてください。

 オバケの目は三分の一です。連続三回や四回と出ることなどざらにあります。

 その度に、駒の場所がくるくる入れ替わるとしたら。

 さらに、自分が「たしかこっちのオバケ」と思っていた方を、他のプレイヤーが手番中自信満々に進め出したとしたら、どうでしょう。

 揺らがない自信はありますか。私はありません。

 
 というか、自分の脳みそがこんなに当てにならないものだとは思いませんでした。

 オバケ……恐ろしい子!

 
 こんなかんじですので、正式なルールに従ってNPC駒も混ぜて遊ぼうものなら、大パニックです。

 どのオバケが本当は何色か、誰にもわからない事態。

 息子が困って泣き出しました(マジで)。

 
 自分の駒すら見失う両親に幻滅したのかもしれませんが、だって、ねえ。

 
階段の上のオバケ

オバケだぞ5

 そうとはいっても、注意力散漫な4歳の息子に負けるほど、われわれボケてはおりませんよ。まだ。

 駒3つならどれがどれかくらいわかります。

 
 息子は途中まで覚えているらしいのですが、色つき駒が3つともオバケになった時点でもう覚えてない様子。

 とりあえず一番前に出ている駒を進めます。

 それ俺のんや。まあいいけど。

 
 にしても、最初は階段をモチーフにしたマス目もよくわからず適当に駒を進めていたのに、ほんの一日くらいがっつり遊んだだけでしっかりマス目を判別して、「いち、に、さん」と進ませられるようになりました。これには私も嫁も驚き。

 階段の影のところが子供にはわかりにくいのかな、失敗したかな、と思っていたのですが、すこしほっとしました。

 でも、まだときどき怪しい時はあります。

 あ、ほらそこじゃなくてもう一個上の段や。

 
オバケだぞ6

 たとえ独走していても、オバケの目が出たらトップが入れ替わります。

 ですが息子は息子で、一番前にいるのが自分の駒だといつも思っているので、入れ替えるのは二位と三位のオバケ。

 それやるとアンタビリになるで。

 
 嫁も「自分が勝たなきゃ」という入れ替えはせず、その時の気分次第。

 私と息子の駒を入れ替えたり、自分の駒をトップではなく二位に持ってきたりします。

 

オバケだぞ7


 しぜん、手加減する気のあまりない私がたいてい勝ってしまうことに。

 ですが今回ゴールしたのは……。

 
オバケだぞ8

 緑!おかあさんの勝ち!

 嫁「やったー!」
 息子は悔しがる風でもなく、楽しそうに「もっかいやる!」と宣言します。「つぎおかあさんあか!おとうさんオレンジ!」

 あいよ。

 
  —・—

『オバケだぞ〜(GEISTER TREPPE)』:2003:ミシェル・シャネン:ドライマギア:2〜4人:4歳以上

このゲームの評価
    …AA
(子供用のすごろく、と思うと少々値の張る品ですが、買ってよかったと今では思っています。
 なにより息子と一緒に、同列で遊べるのが楽しい。息子も我々と遊ぶのが嬉しいらしいです。
 また、実際やったことはありませんが、大人同士で酔っぱらいながら見え見えのブラフを掛け合いつつ遊ぶのも面白いんじゃないでしょうか。
 駒、ボードも良。本国ドイツや日本など多くの国のキッズゲーム賞受賞にも納得。おすすめです。)
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ダルニ

Author:ダルニ
東大阪→高松市在住。書店員
年上の嫁と小六の息子との3人暮らし。

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