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遺言:箱を開けよう!

 ひさびさの箱開けコーナーですよ。

 チェコ発、遺産争奪蕩尽ゲーム「遺言」です。

 
遺言

 お金を先に使いきった方が勝利するという逆発送のゲームなのです。

 
 未プレイながらもテーマに引かれて購入してしまいました。

 普段ならちょっと手は出さない値段のゲームなのですが、先月は買うのを我慢した功績を自分で称えて、「繰越金」という概念を採用です。

 
 いずれは職場ボドゲ部に導入するであろう「アグリコラ」への布石として、軽めのワーカープレイスメント(※同一の場に提示されたアクション乃至はカードの獲得を手番順に独占する/邪魔することによってプレイヤー同士の絡みを生み出すシステムです)を一個持っておきたい。

 そういう思惑もあり、5人まで遊べるこのゲームは重宝するかなと判断しました。

遺言大きさ

 毎度おなじみ大きさ比較。

 今回も四六判の本。

 国書刊行会『箱ちがい』です。

 
 著者は『宝島』、『ジーキル博士とハイド氏』のスティーヴンスンとその継子のロイド・オズボーン。共作。

 伯父の遺産を獲得するために事故死した伯父の死体を隠さねばならないという境遇(どうしてそうなったかは、実際の書籍を手に取ってご確認ください)に陥った兄弟が繰り広げるドタバタ喜劇です。

  
  −・−

 ふと思い返すと、このコーナーではスティーヴンスンばかり紹介してますね……。

 しかし、「叔父の遺産争奪戦」というこのゲームのテーマを聞いたときにすぐ浮かんだのが『箱ちがい』でしたのでご容赦ください。

 つか好きなんですよスティーヴンスン。

 この小説も死体遺棄というけしからん話なのに、不思議な品があって楽しい名作です。

 
 あ、帯に書いてあるような探偵小説ではありませんのでご注意を。

 
  −・−

 まあ、ボードゲーマーの皆さんには「アレア大箱と同じ大きさです」と言えばおそらく通じますなあ……。

 
開けましょか

 御託はこのくらいにしておいて、ずばりシュリンクを破りましょう。

 
遺言開け

 ずばり!

 というかメリメリメリ。

 
遺言開け2

 シュリンク取りました。

 ルールの日本語訳はバネストさんです。

 
遺言ルール

 君の叔父さんが亡くなった。万歳!

 って一行目に書いてあります。

 真人間の皮をかぶった人でなし兼穀潰しとしては、「よくぞ言った」と拍手したい。そんな一行目。

  
 もちろん、よいこのみんなは万歳!なんて言わないよね。

 時と場所を選ぼうね。

 でも心の中ならなにを言ってもいいよ!

 
  −・−

 さ、四の五の言ってないで開けますか!

 何を?

 もちろん箱を!

 
遺言開け3

 無理やりテンション上げてみましたが実際は静かなもんです。

 「ぱかっ」みたいな音も本当はしません。

 せいぜい「ぽそ」と鳴るくらいです。

 むしろそれくらいで良いのです。深夜だし今。

 
 で、一番上はルールブック。

 これドイツ語版なのでドイツ語でした(たぶん)。

 
遺言内容物

 中のものをひととおり出しましたよ。

 
 いきなり手に取った台紙からタイルがぼろぼろ落ちそうです。

 まずい。

 いや別にまずくはないか。

 
 買ったばかりのボードゲームを開封するときは、真っ先にボードを広げて鼻息を荒げるというのがお決まりの流れ。

 ですが、そんな至福に満ちた変態行為は一旦お預けしましょう。

 ということで、タイル抜き作業開始。

 
遺言タイル

 無言。

 深夜だし。

 
遺言タイル2

 タイル抜き作業終了。

 手前の色分けされた細長いのが個人用ボードです。

 お金がタイル(奥左手)というのは新感覚。 

 それから、追加のカード置き場がいっぱいありますね。こんなに使うの?

 
遺言タイル3

 いずれのタイルもさすがの(値段に見合った)厚みです。

 ここはちゃんとしてもらわないと、ていうポイントでちゃんとしてくれていて安心。

 
ボード/駒/カード

 よし、いよいよボードをとっくりと眺める日が来たぞ!(同じ日です)

 
遺言ボード

 ふーん!ふーん!(鼻息)

 
 それから写真を撮りつつしげしげ。

 あ、この2枚横長に並べるんですな。

 
遺言ボード2

 ちなみに裏表あります。

 片方が2〜3人用で、もう片方が4〜5人用。


遺言ボード3

 3人プレイ時or5人プレイ時には上の写真のように追加のボードをくっつけて対応します。

 背景のくすんだ街並もつながって描かれております。

 
 この太ったマントの人誰なん。

 
  −・−

 まあいいや、続いてコマいきましょう。

 
遺言コマ1

 結構小さいのが多く入っているようです。

 ちなみにすべて木製ですよ。

 
遺言コマ2

 袋から出して、並べてみたところ。

 不動産マーカーが若干多い(ご婦人マーカーが若干少ない)ですが、遊ぶのにとくべつ支障はなさそうです。

 
  −・−

 次はカードです。

 
遺言カード1

 袋に入っているのを出すだけ。

 枚数もせいぜい140枚。余裕。

 
遺言カード2

 はい、ありましたー。

 種類が多くて、それを足し算するのに疲れました。

 電卓も叩きました。

 余裕ゼロ。

 
  −・−

 ということで問題なく遊べそうです。

 いや遊びます。

 
 まあとにかく今夜は片付けましょう。

遺言片付け

 用具をそれぞれ袋へ入れなおしました。

 
 お金のタイルは別々に。

 プレイヤーごとの駒、ラウンドマーカー、スタートプレイヤーマーカーは一緒にして一袋。

 その他のマーカーの類もまとめて袋へ。

 カードの袋も増やして3つに分けました。

 
  −・−

 一人で遊んでみた感想は、「なかなかお金を使えない」です。

 ゲームですから当然なのですが、この「お金使いたいんだけど現時点で使う当てがない(アクション数が足りない)」という状況をどう盛り上げるのか、ロールプレイで工夫する必要があるかもしれません。

 「やー、俺金なら持ってんだけどなー!時間ないわー!」「わかるわかるー!ないよねー!」みたいな。
 そこまでせんでもいいかもしれません。

 
 とにかく遊んでみないとね、的ないつもの結論です。

 
おまけ

遺言おまけ

 会った事なくて、でもお金は残してくれた大富豪の叔父さん。

 て、そんな都合のいい話あるか!畜生!
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ダルニ

Author:ダルニ
東大阪→高松市在住。書店員
年上の嫁と小六の息子との3人暮らし。

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