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初人狼セット

 今日は職場でこんな本を買ってきました。

 
ドロマイ人狼

 スモール出版刊『今夜はじめる人狼ゲーム』。

 著者はドロッセルマイヤーズの真城七子さん。ドロッセルマイヤーズ編、ともクレジットされております。

 
  −・−

 人狼はさほど好きなゲームではありません。
 
 嫌いなゲームでもありません。

 
 特別好きなわけではないし、あえてやりたいわけではない。そんな立ち位置でした。

 
 なので、これまで人狼のカードセットは特に持っていませんでした。

 「必要に駆られたら買うか……」と思っていたのです。

 
 そんな態度で過ごしていたら、職場にあれよあれよと人狼のゲームが入荷してきました。

 1個くらい買ってもいいかなと考えていたら、ドロッセルマイヤーズが出してくれるという話が舞い込んできて、じゃあそれ買おう、となった次第です。

 
 ドロマイならきっと、カードの質などさまざまなこだわりを徹底して作ってくれるに違いない、と信じたからです。

 まさにブランド力。

 
  −・−

 ではさっそく、付録のカードセットをつぶさに観察し、その辺のところを検証していきましょう。
 
 
付録を外そう!

ドロマイ人狼2

 カードセットはこのように、巻末にパッケージされてくっついております。

 
 朝、新刊の仕分け時にこれ見た段階で「ああ、流石」と溜息が漏れました。

 
 どこのとは言いませんが、これまで出た「カード付き人狼本」はミシン目でカードを切り離すタイプで、紙質も厚紙にベタッと印刷しただけ。

 いけないとまでは行かなくとも、少なくとも私は全く買う気が起きませんでした。

 
 その点このドロマイ人狼本は、やっぱりわかってらっしゃる。

 ちらりと見える宇佐見映子さんの絵柄にも、ドロマイらしいこだわりと品がびしびしと伝わってきます。

 流石、気合いが違う。

 
 
ドロマイ人狼3

 カードを出してみましょう。

 
 カードの束の間にカッターを入れて、シュリンクに切れ目を入れていきます。

 
ドロマイ人狼4

 切れ目に指を差し込んで、シュリンクをめくります。

 そいや!
 
 
ドロマイ人狼5

 ハイ出ました。

 え、これって、やっぱりエンボス加工……?

 
 
ドロマイ人狼6

 サマリーカード2枚を含む22枚。

 マジでエンボス加工です。
 
 ざらっとして手に吸い付きます。滑りにくいです。

 
 やってくれます。完璧です。

 
ドロマイ人狼7

 持ってみると、ちょっと薄いかな?という印象を受けますね。

 それでも全然マシな質感。

 
 裏面の、ウェザリングしてあるようなデザインも凝ってますねー。

 
 各役職には勿論日本語で説明書きがなされているのですが、特筆すべきは特殊能力のない「村人」。
 
 こちらにもしっかりと長めのテキストを当ててあります。

 人狼や役職持ちのカードに当たった時にテキストを確認していても疑惑を抱かれないような配慮ですね。
 

ドロマイ人狼8

 こんな感じで小分けの袋に入れました。

 
 実際に自分でマスターをやる機会は今後も少ないでしょうが、「準備ができている」というのはそれなりに良いことでもあるでしょう。

 
  −・−

 本について。

 
 中身を写すのはちょっと気が引けるのでやめておきます。

 ご興味のある方は、書店やドロッセルマイヤーズ実店舗に足を運ばれるとよい。

 
 私の感想をちょっと記しておくと……。


 
 まず装丁がいいです。

 こちらも宇佐見さんの仕事のよう。すごい。

 紙質、紙の色(フルカラー!)、フォント、段組み。

 すべてに気持ちがこもっています。ナイス。
 

 
 
 構成については、「ゲームブック形式」という予備知識が先行してちょっと身構えていましたが、読んでみたら納得でした。

 なるほど。

 というかとても自然で、親切な設計です。

 要するに「漁師が生きている場合→17へ」という風に、想定されうるいかなるケースでも、マスター初心者がスムーズにマスターを遂行できるようフローチャート的な要領で案内してくれているのです。

 これこそ帯に謳われているとおり「超親切なガイドシステム」!

 わかりやすいし心づよい!見事。

 
 

 あと、面白いのが、入れるカードの組み合わせに名前を付けているところですね。

 「狂人の潜む村」とか「悲恋の村」とか。

 
 ただの「村」ではなく、こういった村にタイトルをつけることで、プレイヤーの役割への没入を促し、タイトルからもドラマ性が立ち上がってくることを目指しているのでしょう。

 悲恋の村でやってみたらぜんぜん悲恋にならなかった、というのも体験としては絶対にネタになるし、面白い。

 
 
 あと、マスターを「死神」と設定してたり、占い師への判定の仕草だったりは見たことのないパターンだったので、「やっぱり人狼はローカルルールがいろいろと激しいのかなあ」という印象も受けたりしました。
 
 「この人狼が一番正しい」みたいな考えはもともと嫌いなので、郷に入ったら郷に従え主義な私には、これも多様性の1つとして楽しみましたよ。
 
 
  −・−

 まとめると「(他ならぬ)この本を買って良かった」という一言に尽きます。

 もちろんまだ遊べてませんけれども。

 
 たしかドロッセルマイヤーズは映画の方と連動した人狼のカードセットも(この本とは別に)作っていたはずです。

 今確認したらゲームマーケット2013秋で発売予定とのこと。

 こちらもアートワークや新味にこだわった造りのようで、(さらにメディアミックスまで果たしてます)ドロッセルマイヤーズさんの仕事には驚嘆です。
 
 
 高品質。

 その「質」が、きちんとユーザーを喜ばせる方向に向いていてくれていることが、やっぱり嬉しいのです。

 
 ありったけの讃辞を贈りたいと思います。素晴らしい!
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Author:ダルニ
東大阪→高松市在住。書店員
年上の嫁と小六の息子との3人暮らし。

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