FC2ブログ

初心者用に用意するゲーム:その1

 私はよく職場の同僚や、すでに職場を離れて別の仕事に就いたりしているかつての仲間たちを誘って、ゲーム会を開いています。

 とは言え、誘う人たちみんながみんな集まってくれるわけでもなく、どうしようもなく2人で遊ぶことになってしまったり、中止してしまったりすることもしばしばです。

 そんな事情で、メンバーは常に新しく募って、声をかけ続けて行かねばなりません。
 しぜん、「初参加です。ゲームってどんなのやるんですか?」という人も常に一定数いたりします。

  ー・ー

 今日は、そんな「全くの初心者が参加して来た場合に私が用意するゲーム」を列挙していこう、という記事です。

 ルールの簡単な紹介と、どの辺りが初心者向けだと思うかというポイントを一緒にして書いていけたらなと思います。

ぴっぐテン

 まずは「ぴっぐテン」です。

 
ぴっぐテン

 このゲームを最初に出して軽く遊ぶことが多いですね。

 
 小学校1年生程度の足し算が出来れば誰でも遊べるルール。

 ゲームの楽しみどころは「ぴっぐテンと言う」ただそこだけに集中してしまっています。

 多分ゲーマーさんたちにはその辺が気に入らない。

 ところがこのぴっぐテンを最初に出して遊んでもらうことの大事さは、勝敗やゲーム性云々にではなく、「と
りあえず参加者の皆でルールを共有する」「その上で一緒に遊ぶという事実がそれだけでいかに楽しいかを体感してもらう」というところにある、と思っています。

 
 ボードゲームやカードゲームの集まりに初めて参加する人は、「ゲームを知らない」ということと「他のメンバー(私含む)と遊び慣れていない」ということで、こちらの想像以上に緊張しています。

 なので、まずは「ああ、これくらいなら出来るよ」「なんかぴっぐテン言うだけなのに気分いい」「みんな楽しそう」といった気持ちになってもらって緊張を解いてもらおうという意図で、ぴっぐテンを選択します。

 
ハゲタカのえじき

 ランドルフの「ハゲタカのえじき」も初心者とよく遊ぶゲームです。


ハゲタカ

 それぞれ平等な手持ち札15枚から毎回1枚ずつ選び、獲物(点)を獲得しようというゲーム。

 基本は大きい数値のカードを出した人が獲物をもらえるのですが、他の人と同じ数値のカードを出すと獲物はもらえません。

 
 このゲームの良さは「性格が出る」というところにあるでしょうか。

 また、初めてゲームをする人の、心理的洞察力だったり、カウンティング能力だったり、それらを活用した戦術眼だったりを観察出来たりもします。

 
 それを支えるのがやはり「簡単なルール」と「全員いっせいにカードを出す一体感」。これはそのまま安心と快楽につながります。

 
 ハゲタカを選ぶのは、それが初心者にとって新たな体験、「人と遊ぶことの楽しさと、人の考えを読むことの難しさと、勝ち負けを競うことの苦しさとを、同時に、しかも手軽に味わう」という体験として、ひとまず刻まれることをねらいとしています。

 
チケットトゥライド

 ゲーム会の軸はやはり大型のボードを使った、華やかなゲームにしたい。

 そんな思いから選択するのが「チケットトゥライド(乗車券)」です。

 
チケライ

 列車カードを同じ種類で集めて、路線に列車コマを置いていく陣取りゲーム。

 ゲーム開始時に配られた「目的地カード」で指定された都市と都市を接続出来ていないと減点のため、プレイ中は狙っている路線が誰かにふさがれやしないかとドキドキします。

 
 このゲームの売りは、「手番中の選択肢の少なさ」です。

 と、こう書くと少し語弊があるかもしれません。

 実際は、それなりに選択肢は多いゲームです。

 
 ただ、「カードを引く」か「カードを使う(列車コマを置く)」という2択であるかのように見せてくれるので、何よりもルール説明が簡単ですし、初心者にも取っ付きやすい印象を与えてくれます。


 そして、目的地カード達成のために、必然的に起こるプレイヤー間のインタラクション(相互作用/相互干渉)がこれまた素晴らしい。

 初心者の中には特定の個人攻撃というものに馴染めない方が一定数います。

 その点このゲームの、どうしようもなく邪魔し合ってしまう(で、罵りあってしまう)プレイ感というのは、邪魔した方も悪気はおきませんし、邪魔された方も遠回りや別の方法での解決策が見えますので、非常に気軽で楽しいですね。

 
スイスマップ8

 少人数ならば拡張のスイス版のマップもオススメです。

 こちらはトンネルルートのルールが追加され、トンネル開通のためにはちょっとしたギャンブル要素もあります。

 少人数用にチューニングされたマップの狭さと相まって、よりスリリングで楽しいプレイ感が味わえます。

 
  ー・ー

 カードゲームだけではなかなか得られない「ボードゲームで遊んだ充実感」というのは確かにありますし、それの第一歩としてチケットトゥライドは一番ふさわしいのではないかと個人的に考えています。

 プラスチック製のコマである割に6千円近い値段ですので「まずはこれから買えば」とは言いづらいのですが、ボードゲームを少しでも面白いと思っていただけたなら持っていてもいいタイトルだと思います。

 
  ー・ー

 とりあえずは3つで止めておきます。

 第2弾としての紹介記事も書いていけたらと思っていますが、それはまたおいおい。

 
 (書きました。その2
関連記事
スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

告知!
次のほっとゲーム会は……

未定!




ほっとゲーム会
プロフィール

ダルニ

Author:ダルニ
東大阪→高松市在住。書店員
年上の嫁と小六の息子との3人暮らし。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
タグ

ボードゲーム 意志蹴りアーカイブ 職場ボドゲ部 デザート*スプーン ノートルダム キッズゲーム Perfume ペガペガ 二人用ゲーム ワッツさん宅ゲーム会 レトロビルでゲーム会 ブルゴーニュ チケットトゥライド パトリツィア 賽苑 マカオ SCLL 嫁とゲーム ごいた カルカソンヌ トロワ ペルガモン DDT スコットランドヤード グレンモア 八戸ノ里 アグリコラ キウイゲームズ プレイレポート 人狼 王と枢機卿 ワッツさん宅 映画 クレタ オリンポス ほっとゲーム会 読書 テネリフェ ディスタウファー フィレンツェ 国産ゲーム ピラニアペドロ スノーの酒場 小箱カードゲーム ロストテンプル 拡張 ゼロ ゲーム周辺 楽しい動物園 ギフトトラップ クメル チャオチャオ キーラルゴ カヤナック カタン 大人のボードゲーム部 サンタクルーズ フォーセール ディ・スタウファー ひがっち たほいや ニムト 大聖堂の建設 かたちラボ タンサンファブリーク FOLK ベジン トーレス バトルライン エルグランデ chouchou ダズル フュージョン 

つぶやき
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
リンク集(ボードゲーム関連)
リンク集(ボードゲームショップ)
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
ブロとも一覧
カウンター