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発表!意志蹴りゲーム大賞2013

 意志蹴りゲーム大賞。

 
 去年もやりました。

 一昨年もやったかもしれません。

 「私が今年初めて遊んだゲーム」(ここ重要)の中から、これぞと思ったゲームに勝手に賞を与え、いっぱしのゲーマーぶって偉そうなことを言い喜ぶ、そんな非常にアレな企画です。

 
 ぶっちゃけなんだかんだと口実作って駄文を連ねたいだけの話ですので、適当にチラ見して立ち去っていただいても一向に構いません。

 
 また、あらかじめ言っておきますが、やっぱり今年もメジャーな新作はありません

 あー、でも去年よりかはマシかも。

 定番ものは去年一通り遊べたので、今年は最近のゲームが多かった印象。

 その分小粒かなあ。

 
  —・—

 部門は去年と同じく4つ。

 キッズ部門
 カードゲーム部門

 エキスパート部門(だいたい1時間半以上クラス)
 一般部門(だいたい1時間までクラス)

 です。

 特別にリプレイ部門とか作ると「ノートルダム」が受賞します。

 
キッズ部門

 キッズ部門は悩んでこれ。


ヒューゴ箱


 「ヒューゴ」です。


 何を悩んだかというと、「これキッズ部門でいいのか」ですね。

 8歳以上という対象年齢、そして大人同士でも十分楽しい。

 でも7歳の息子も楽しそうに遊んでました(オバケに本気でビビッてました)し、息子としっかり遊べたのがこのゲームくらいなので……。

 
ヒューゴ


 ミッドナイトパーティーのリメイクではあるんですが、追加された裏面ボードのルールがまた素晴らしい。

 こっちでばっかり遊んでます。


 大人数で遊ぶと、手番の度にオバケの目を出してしまい、コマを全く動かせなかったりします。

 それもまた笑える。

 
 すっかり定番のゲームですので、今更私が何か言うことはありません。やっぱ名作!

 
  —・—

 次点は2つ。

 まずは「ワイルドバイキング」。


IMG_5108.jpg


 滅多に書かないプレイレポートも書いたお気に入りのゲーム。

 競りがどうしたというよりは、溜まっていくお宝のスリルと、ダイスロールが巻き起こすドラマが、やたらとゲーム会を盛り上げてくれます。

 

 「緊張と緩和」を単純にバランスゲームではなく、小さい子供でも参加できる競りゲームで実現させていることが素晴らしい。

 息子が遊んでくれてたらこちらが受賞でした。
 
 
  —・—

 もう1つの次点はこれもHABA、「千とひとつの宝物」です。

 
千とひとつの宝物

 
 こちらも息子が相手になってくれていたらひょっとしたら、と思わせてくれる、秘めたポテンシャルをはらむ良ゲーム。

 ただ、大人同士で、4人で、意地悪な壁の置き方をしあうのが盛り上がるんですよね。

 汚い大人の心でしか遊べてないので点を下げました。

 ゲームには何も罪はありません。

 
 
カードゲーム部門

 カードゲーム部門。

 これは一択でした。


クメル箱

 
 賽苑の「クメル」です。

 
 2人用の、16枚だけのカードを使ったゲーム。

 割と淡々と進み、淡々と終わります。

 でも、熱い。脳内煮えたぎります。

 
クメル


 カードというよりほとんどタイルに近い、この数字札の質感や大きさも、色使いも、細かい意匠も、すべてが好き。

 そして外箱や読みやすくて分かりやすいルールブックに至るまで、ここに貫かれているのは「デザイン」を超えたひとつの「思想」です。

 「面白いってこういうことだろ」「シンプルってこういうことだろ」「ボードゲームが素晴らしいってこういうことだろ」……このゲームを手に取り、眺めるたびに、そして遊ぶたびに作り手側のそんな声が聴こえてくるようです。

 
 今年の15作品にも入れさせていただきました。

 そして、出勤用のカバンに、常に入ってます。

 
  —・—

 次点は……なにかなあ。

 特にないのですが、遊んでみて「うわこれ欲しい」と思った未所持ゲームなら「ビザンツ」「スペースビーンズ」といったところでしょうか。

 どちらもとてもユニーク。

 いずれ持っときたいですね。

 
 
エキスパート部門

 エキスパート部門。こちらは悩みました。

 悩んで、これにしました。

 
ソルティ箱



 「塩辛い海で」(塩の海の上で)、通称ソルティオーシャンです。

 
 なんたってまだ1回しか遊べてない。

 ただ、その1回が素晴らしかった。

 
 だいたい、この手の「頭がいい人が順当に勝つゲーム」で序盤から中盤に落ち込んでしまうとそのまま手も足も出ずに終わることが多いのです。

 この日はなんとか外れた軌道から、きちんと戻ってこれてそれなりに戦えたことが、本当に嬉しかったし気持ちよかった。

 同卓がワッツさん、きなこさん、なかぴょんさん、とメンバーにも恵まれました。

 
 感想戦であそこまで盛り上がったのも私には喜びでしたよ。

ソルティオーシャン

 
 
 もちろん、たまたまその日のソルティオーシャンが面白かっただけで、次回遊んだ時には辛い思いをするだけになるのかもしれません。

 しかし。

 それは他のゲームでも言えることです。

 
 その、たった一回のソルティオーシャンを、次点じゃなく大賞とすることで、刻み付けたかったのです。

 まさに今、私の周りには私と遊んでくれる仲間がいて、一緒にボードゲームの持つ楽しみを引き出し、形を与え、そうやって立ち上がる「セッション」に輝かしい煌めきと確かな重みを付与してくれる。その明快で平凡ながらも神聖である事実を。

 そして、感謝を。

 
  —・—

 次点は、ワレスの「ロンドン」。
 
 
ロンドン

 こっちが受賞でも全然良かったのです。

 たぶんソルティオーシャンよりしっかり楽しめて、勝ち筋も多いゲーム。

 
 何度かプレイして、その度に地下鉄を確保して敷きまくってるのですが、下手くそなのか勝ててません。

 手札の巡りのせいにしたい。

 そういう風に、負けてもダメージを逸らせるゲームってやっぱり私向き。

 
一般部門

 最後。

 一般部門。つうか、意志蹴りゲーム大賞2013!

 
 いや、マジでヒューゴでもいいんです。問題ないんです。

 
 でも私の好みというのははっきりとこっちでして。

 
サンタクルーズ箱

 
 カサソラ・メルクルの「サンタクルーズ」です。

 
 ルール自体はとても明瞭。手番にすることも「カードを出す」の1つだけ。

 だから最初は気楽です。

 それがゲームが進むに連れて盤面や他プレイヤーの手札など見通しがどんどん良くなって行き、1手がどんどん重くなります。

 前半はまだ可愛い方で、後半の再入植はガチガチの重ゲー。

 それでも、まだ見通せない領域(鳥チップの得点や、新しく引いた得点カード)が担保されているという親切設計。
 

サンタクルーズ

 
 良いですよね。

 いわゆる初心者向けではないかもしれませんが、初心者にも遊んで欲しい佳品。
 
 
 長考プレイヤーがいると短時間では終わらない可能性がありますが、濃厚で充実した「ドイツゲーム感」を味わえる、素晴らしいゲームだと思っております。

 
 木製コマや美麗ボードといったコンポーネントの王道っぷりにも満足です。

 
  —・—

 次点は特になし。

 今年はこれくらいのサイズの、いわゆる「中量級ゲーム」との良い出会いが少なかったような気もします。

 
 去年のエッセン新作のうちの話題作が軒並み長時間ゲームだったこともあるのですが、これからドイツゲームを始めるファミリー層に向けても中量級というのはもっと充実していて欲しい、と個人的に願っていたりもします。

 手持ちのゲームのラインナップとしてはチケットトゥライド、パトリツィア、ペルガモン、トランスヨーロッパ、カルカソンヌ。

 そしてこのサンタクルーズ。

 
 ルール説明もあまり長くならないし、短時間で収束するけど、悩みどころや考えどころがしっかりとあってドイツゲームらしいもの。

 かつ、そこそこの値段で買えるもの。

 そういった中量級ゲームは、ゲーム会等でも出しやすいし、時間の計算が出来るし、重宝します。

 もっといろいろ欲しいんだけどなあ、といつも思うのですが、良いゲームというか「これこそ特別」みたいな気分にさせてくれるゲームにはなかなか出会えない。

 
 来年に期待です。

 
 
総括的な

 ほっとゲーム会を始めたことや、デザート*スプーンでの火曜ゲーム会が始まったこともあって、今年も色々な方と色々なゲームを遊ばせてもらえた一年でした。

 恵まれてます。

 4年前、ドイツゲームの情報をネットで漁るだけだった自分に教えてやりたい。

 「急ぐんだ」と。

 「お前今すぐPerfumeのファンクラブに入れよ」と。(そっちか)

 
 それはさておき、遊ぶ相手や場所にさほど困らない現状には、感謝と驚嘆の念を改めて強く抱きます。

 
  —・—

 フェルトの4作品(ブルッヘ・リアルト橋・ボラボラ・アメリゴ)は今回話題に上げませんでしたが、やっぱりどれも好きですね。

 ブルッヘはマカオが好きすぎて評価を落としてますが、よくまとまったゲームだと思います。

 マカオを長過ぎてダレると感じる方向け。
 
 
 今のところは、途中で投了してしまったアメリゴの再戦希望。
 
 
 ボラボラもリアルト橋もまだまだ遊びたい。

 
 ただ、それを言ったらトラヤヌスもブルゴーニュもまだまだ遊び足りないですよ。

 
  —・—

 毎年「来年はアレとかアレとか遊びたい」と言ってきました。

 
 今年は何だろう。いろいろあるにはあるんですが。

 
 特に「これ!」というゲームはないですねえ。

 
 いよいよ家の中にゲームを買い足す場所が無くなったのが原因かもしれません。

 「遊んでみたい」という欲求の中には「買うための参考として遊んでみたい」、という成分も多かったので。
 
 
 好きなゲームをまだまだリプレイしていきたいですね。

 貧乏性なもので、元を取りたいのです。

  —・—

 
 色々な記事で毎回「遊んでいただいてありがとうございました」と書いて締めています。

 
 また今回も、一年分の感謝の気持ちを込めてこれから書くわけですが、他に適当な文言がない。

 本当にありがたいのです。

 
 だいたい家にいても嫁も息子もゲームの相手はなかなかしてくれない。(やばい!愚痴になってきた)

 なので、顔を出す先々で「あっダルニさん!」「ダルニさん久しぶりー」「これ遊びますか?」とお声がけしてもらえるのは、毎回感動なのです。

 とってもうれしい。

 
 家に帰ってくると嫁に「最近本当に楽しそうで良かったねえ」と言われます。

 もちろん嫁のおかげでもあります。外で遊ばせてくれる嫁にも感謝です。
 
 
 後で思い返して「あの時が一番幸せだったかもなあ」と感じるかもしれない、毎日そんな日々を生きています。

 お金はないし、仕事は上手くいっていると言えないし、将来のことも不安ばかりですが、多分いま、みなさんと共に歩み、時折一緒に卓を囲めて、本当に幸福です。

 
 良い一年でした。

 来年も同じような気持ちで年末を迎えられるよう、願いつつ。

 
 皆さま今年一年間、ありがとうございました。

 
  —・—

 年内にまだ更新するとは思いますが、とりあえず。


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Author:ダルニ
東大阪→高松市在住。書店員
年上の嫁と小六の息子との3人暮らし。

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