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香川行:後編

 Perfumeが他のアーティストを招いて対バン形式でライブを回る「Perfume FES!! 2014」の香川公演に行ってきました。

 
 この地での対バン相手は秦基博。

 
 私は去年名古屋での対バンライブ(相手は奥田民生)に行きたくて行けなくて、大阪のも行けなくて(マキシマムザホルモン)、大変悔しく苦い思いで数週間過ごしました。

 
 今年もファンクラブ抽選はじめ、すべての申し込みで全滅したものの、運良くチケットを譲っていただける方に巡り会え、念願の参加と相成りましたよ。

 
  —・—
 そもそも、なぜ香川なのか。

 
 理由その1。近い。

 今回のライブツアーでは近畿圏完全スルー。公演が全くありませんでした。

 いやそりゃね、年末ドームライブやってくれたしね、不満はない。

 
 でもじゃあどこに行くかという話です。

 
 近場で行くなら候補は広島(9nine)、石川(RHYMESTER)、そして香川でした。

 
 や、もちろん、広島も応募しました。しましたよ。ちゃあぽんおもろくて好きです。

 それもことごとくはずれ。

 
 ライムスとのコラボもきっと良いものになるだろう、普段見られないものを見られるだろうという予想は容易につくのですが、「石川」に行くとなったら両親か友人のところ(いずれもPerfume界やボドゲ界とも無縁の人々だ)に顔を出したりしなければならず、いたって個人的理由により精神的ハードルはちょっと高い。

 
 でもそんな消去法で香川に行きたかった訳ではないのです。
 
 
 私は、Perfumeが「とある曲」をセトリに入れてきてくれるだろう、と読んだのです。

 
 これが理由その2。

 大好きな曲が聴けるチャンス。

 
 そう、「マカロニ」です。


  —・—

 もはや多くの方が知っていると思いますので結論だけ先に言いますと、この読みは「当たり」でした。

 
 ファンクラブに入ってからの私は、ただひたすらに、「マカロニ」を目の前で唄う3人をずっと見たかったのです。

 他にも好きな曲は色々あります。

 ただ、特別に好きとも言えるマカロニだけは、まだライブで聴けたことはなかったのでした。
 
 
  —・—

 今年の対バン相手を全員ざっと見回して、一番マカロニが似合いそうなアーティストはやはり秦さん。

 
 たとえ秦さんがコラボ曲に別の曲を選んできたとしても、Perfumeの3人は「秦さんのファンならきっとマカロニが響くだろう」と考え、セットリストを組むにちがいない。

 私はそう踏んだのです。

 
 そして私はマカロニを聴くことが出来、3人のセンスの、ある意味王道を外さない保守性を再認識したのでした。


  —・—

 
秦基博パート

 カラオケは嫌いではないのですが、カラオケに行くたび自分の声の出なさに凹みます。

 そのときに私は思うのです。

 「今すぐ生まれ変わって秦基博の歌声が欲しい」

 
 秦基博の歌声。

 まず最初の一音で耳がびっくりします。

 そして「これこそが理想の声だ」と直感し、意識が集中します。

 
 それくらい、秦さんの声が好きです。
 
 
 そして、こんなことを言うのは失礼かもしれませんが、毎回思うのです。

 
 ずるい。

 秦くんよ、その声はずるいぞ。


 
 そんな自分のルサンチマン気質が嫌で嫌で、秦基博の楽曲をまともに聴くことから避けてきました。

 
 でも今回、Perfumeが「これを聴け」とばかりに対バンを組んできました。

 「わかったよ」と私は思いました。「ちゃんと向き合うよかしゆか」

 
 そんな感じでアルバム「Singned POP」の収録曲を中心に、毎日秦基博を聴きました。

 
 不思議なもので毎日聴いてるうちにこの美声(今も「アイ」を聴いてます)にも慣れてきたのです。

 
 いかん聴きすぎた、と思いましたが後の祭り。

 
 もう少しセーブしておいて、ライブで「やっぱ奇跡の声やわー」と泣くくらいがちょうどよかったはずなのです。

 「ううむ」と私は頭を抱えました。「秦さん登場でイマイチ乗れなかったらごめんよのっち」
 
 
  —・—

 でも、結局、何もかも杞憂でした。

 
 私の席付近では、みんなしっとり聞き惚れていました(手拍子付きでした)し、私は私で楽しく身体を揺らしながら聴いてました。

 
 プロの方の音楽の前では、私のせせこましい考えなんて本当にどうでもいいことで、「どうでも良くなったー!」って思えることもまた素晴らしい。

 
  —・—

 他のお客さんの話も出ましたが、やっぱりPerfumeファンが多かったようです。

 
 後半のPerfumeパートでは明らかに乗りが激しい。
 
 しかしこれはそもそもジャンルの違いというか、バンドの生演奏と、Perfumeのトラックの音圧の違いというか……。

 
 秦さんパートでは皆さん声を聴くのに忙しかったのだろうと思います。

 
  —・—

 一曲とても印象に残った曲があって、それはさっき上げたアルバムにも入ってる「自画像」という曲。

 
 レーザーがバンバン飛ぶ中、ミディアムなファンク調に乗せて唄われる気だるい歌詞。

 アウトロを引き延ばしに延ばして、バンドサウンドをこれでもかとばかりにぶつけてきます。 
 
 「大人」の「男たち」の「むせるような色気」!

 まさにPerfumeと対局。

 
 いやあ対バンの醍醐味でしたねえ。


 Perfumeと真っ向から対立しあうようなサウンドをぶつけてきつつも、レーザー演出はPerfume並にもの凄くて、チームPerfumeのレーザー部隊が演出に噛んでいるのかなと勘ぐったりました。

 実際はどうだったのか分かりませんが……。


  —・—

 MCに関して。

 あ~ちゃんが「歌うように話す」とメロメロになってました。

 
 観客的には多分「何故僕が呼ばれたのか……」「(Perfumeのリクエスト曲を演奏することによって)媚を売って行こうと」といったフラットな発言がとても好感が持て、印象としては「秦基博=気の良い兄ちゃん」というところに落ち着いております。

 あ、「秦基博はいいやつだった、と口コミで広めてほしい」と秦さんからお願いされたのとは全く関係ありません。
 

  —・—
  
Perfumeパート

 
 ネタバレは極力避けたいのでかいつまんで。

 
  —・—


 爆音。これまで行ったライブで一番音が大きかった。

 そしてもちろん、安定して聴こえます。ホールは良い。
 

 MCより。高松でのライブは6年ぶり(GAMEツアー以来)。
 
 「6年前も来た人ー?」という質問で手を挙げる人はチラホラ。

 わずかでもいてくれたことに感動するかしゆか。


 最前列にいた6歳の子供に絡むあ~ちゃん。

 ずっと二人で会話。

 
 3人は秦基博にメロメロ。

 ただのファンです!うふふふ!にめらめら嫉妬する客席。

 
 チーム分け「う」「ど」「ん」。

 「んー!」でザワつく会場。その辺空気読んでよねと逆切れ気味のあ~ちゃん。
 
 
 期待してたあ~ちゃんソロラジオに関する言及は無し。

 発売日だったライブDVD(or ブルーレイ)の営業トーク。
 
 PTA桃色の片思い。
 
  
 マカロニ。

 
  —・—

 
 
コラボ

 Perfumeパートが終わり、しばらくして暗転。

 
 3人から秦さんへのビデオレターが流されました。

 後から出てきた秦さんが「このビデオレターを夜中3時で見た。ニヤニヤしてしまって決して誰にも見せられない顔であった。とてもうれしかった。しかし何故みんなが見てるんだ」といった話をし、会場は爆笑。
 
 

 ビデオレターの後、出てきた3人は白地に一文字ずつ「秦」(か)、「基」(あ)、「博」(の)とプリントされたやっつけ感満載のTシャツで登場しました。

 いいでしょーこれ!とテンションの高い3人。

 いつ作ったんですか?と訊く秦さんに対し、「秦さんサイドからオッケーいただいて、真っ先に(衣装とか決める前に)発注しました!」と答えるあ~ちゃん。

 「ただのファンです!」嫉妬にめらつく客席。

 
  —・—

 コラボ曲は「アイ」と「マカロニ」でした。

 
 アイでは3人の生歌が聴け、中でもかしゆかの声が一番心に残りました。

 あ~ちゃんやのっちに比べて若干音程がフラつく気配があるかしゆかですが、この時のようにハマるととても良い。
 
 もっとこの声で、いろんな歌を聴きたい。素直にそう思いました。

 
 かしゆかはPerfume以外の活動を嫌がるのだろうけど……。
 
 
  —・—

 
 マカロニはほぼ秦さんの独演。

 ブリッジから3人が入り、大サビは4人で。
 
 アウトロはまた秦さん1人でした。
 

 これに関しては、本当に妄想を繰り返しすぎていて、夢なのか現実なのか区別がつかないうちに終わってしまった感。

 嗚呼マカロニ最高。

 秦さんカヴァーアルバムとか出す時は是非入れて下さい。

 
 秦さんはPerfumeのパフォーマンスを客席の後ろから観ながら「え、いまから俺がやる曲を……」と戸惑ったらしい。

 いや原曲と聴き比べて欲しくて入れました、と言い訳する3人。

 そしてまたも4人でデレデレ。嫉妬に燃える客席(実際は温かい目で見守る村の長老的心境)。

 
  —・—

 
まとめ 
 
 一言でまとめると、「楽しかった」。

 
 いつものことです。

 2回スタンドの後ろから2列目の席で、正直3人の表情までは見えませんでしたが、それはまあそれ。

 遠いなら遠いなりの楽しみ方というのがあるのです。後ろの映像を見たり、客席全体を見たり。
 
 今回もそれを貫きましたよ。
 
 
  —・—

 開演前には2月の座談会で知り合えた方々と再会も出来たし、高松にも行けたし、秦さんのアイを素直に好きになれたし、やはり収穫の多いライブでした。

 Perfumeはいつも、望む以上の収穫を私にもたらしてくれます。

 
 とりあえず次の目標は、「最前列でマカロニを聴く」ですね。

 難易度高っ!

 
  —・—

 最後に。

 
 チケットを譲ってくれた方、紹介してくれた方、そして送り出してくれた嫁に、もう一度感謝!

 
 事前に望んでいた以上のライブに居合わせることができました。
 
 ありがとうございました!

 
  —・—

 次はリクエステージ参戦です。4月29日。

 
 席はまたもやスタンド!

 
 でも、これくらいの感じでたぶんちょうどいい。
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テーマ:Perfume - ジャンル:音楽

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はじめまして

いきなりすみません。
秦基博 マカロニ でこちらのブログにたどり着きました。最前列の6歳の子供の母親です(^ー^)
香川のライブ楽しかったですね。夫はperfumeの、私は秦くんの それぞれファンクラブに入っているので夢のような対バンでしたー
perfumeのCling ClingのCD+DVDで秦マカロニちょっと聴けますね(´▽`)

No title

ひいらぎ様、コメントありがとうございます。

最前列羨ましい!お子さん利口そうでこれまた羨ましい!

いやいやそれにしても良いライブでしたね。
くりんくりん特典DVD観て、「いやいや3人とももっとデレデレしとったで」と思わず突っ込みました。

私は今年Perfumeに直接会って話したりする幸運に恵まれ、席運に関してはすっかり諦めておりますが、お金と時間があれば次のツアーもあちこち回りたいところ。
折角大阪でやってもらえるので、8月20日だけ参戦して、そこで精一杯楽しむことにします。

ひゃああああ

もういっちょだけ、すいません(>_<)

直接お話しって~!すごいですねぇぇ! なんですかそれは~!?(@_@)
 
3人ともですかぁ? 思ったように話せましたか? いい匂いとかしそうですねぇ・・・ うらやましい☆

自分がもし、秦くんと話せる機会があったとしたら・・・ 
多分カミカミで白眼で気絶やと思います・・・。ライブで目が合う度にそらしては、変な汗かいて 足が地につかなかったですからー 至近距離で見下ろされるのはたまらんかったです。

あ、そういえば香川の帰りにうちの車の隣があーちゃんのお父様の車で、「もしかして最前列のお子さんですか?」と気さくに色々お話していただきましたよ。広島も行かれたそうで娘さん2人の共演を観れるなんて 感動もひとしおでしょうねぇ。

たぶんPerfumeの大阪のはオット一人だけ行かはります。私と息子は留守番です(T_T) ダルニさん楽しんできて下さいねー!!またレポしてくださいね。
長々とおじゃましました(^▽^)/ 

説明いたしますと

本文中にもサラッと書いてますが……

LEVEL3ツアー記念の「Perfumeとファンとの濃密座談会」という企画がございまして、それに当たってしまいました。
PTA会員だけが買えるLEVEL3写真集の巻末に載っています。
のっちさんの隣に座って2時間ほど夢のような時間を過ごしました。

過分な幸福です。
Perfumeに関してさすがにこれ以上いろいろ美味しいことは望めない。そんな体験だったのです。

かしゆかの手はとても大きかったですよ。

しかし、お父上とお話しされたのも凄いですねー。

レポは……ネタバレなどの問題もありますのでDVDが出た頃に書こうと思っているのですが、その頃になってるとだいたい細部を忘れてる、というw
なんとか書けるように頑張ります。

ありがとうございました〜!
告知!
次のほっとゲーム会は……

未定!




ほっとゲーム会
プロフィール

ダルニ

Author:ダルニ
東大阪→高松市在住。書店員
年上の嫁と小六の息子との3人暮らし。

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